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REMI SEDES / CUVEE MICHETO MELON DE BOURGOGNE 2020
原産国/地方:フランス/ロワール
タイプ:白
品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)、ソーヴィニヨン・ブラン
土壌:花崗岩質とシスト質
サイズ:750ml
醸造・熟成:品種ごとに、グラップ・アンティエールのぶどうを、4℃に設定した冷却室でダイレクトプレス。その後、グラスファイバー製タンクでブレンドしマロラクティック発酵。そのまま8~10ヶ月間熟成。清澄、フィルターなし。SO2無添加。
ガメイに専念するため、白品種は全て若手生産者に手渡したレミ。2021年のミシェトも存在するがたった2樽のみ。しかも樽熟成している為、このスタイルのミシェトは2020VTが最後!
完熟の白桃やマンゴーの果実感に、ほんのり感じる塩味がアクセント。樹齢45~65年の古木由来の濃密な果実味、強烈な旨み、奥深さ。ミュスカデの地のポテンシャルを世に知らしめた傑作ムロン・ド・ブルゴーニュ誕生!
ワイン名は、ロマ語で「美味しい、いいね」の意味。ワインを造る前は音楽家として活動していたレミ。ハンガリー出身のロマ民族の人たちと一緒に暮らし、音楽を奏でていた。そんな彼らを慕って命名!(輸入元資料より)
<レミ・セデスについて>
ミュスカデという寒い地でのワイン造りを極めると、かつて類を見ないワインが出現した!
■人柄、蔵元■
2013年にペイ・ナンテのこの地にドメーヌ設立。同時に初ヴィンテージ。
「まだ、初心者です」と謙遜する、真面目かつ人なつこい性格。
出身はジュラ。なんとアコーディオン奏者だった。父母はパリで学校の先生。2004年からボルドーに6年いた。栽培が好きで農業大学で学ぶ。
その時出会った妻がナント出身だったことから、ロワールへの縁が出来る。
元々林の管理の仕事をしたかった→それがミュージシャンへ転身→植物への想いがつのりブドウを選んだ。理由は難しいから→ボルドーへ。
真面目で、人なつこくて、繊細な芸術家肌なレミ。
「日本人は繊細なんだろう?」と、少しでもシワがよったキャップシールのワインは、日本向けには入れない。こんな真面目なフランス人初めてだ!
ボルドー時代は、孤高の自然派シャトー・ルピュイでも働いた。
農協での経験も積んだ。
だが、彼がのめり込んだのは、ロワールの酸の乗った美しいスタイル。
「ミュスカデは若い人にとって夢がない。苦しい土地、寒い、雨もある。
だからこそ、そこで素晴らしい自然なワインを造りたい。」
ナントのガメイの名手「パネオリ」から、この地ならではのガメイの本質を得た。パネオリは高齢。才能ある若手に伝えたい。いずれ引き継ぐ可能性も。昔ながらのワインが大好き。それが際立つ自然派だった。
自然派総帥ともいえるジャック・ネオポールとも親交が深い。
■畑■
ガメイは花崗岩が大好きなぶどう。その真髄を体験。
大西洋から60kmで海が近いことによる塩気的ミネラルが伸び伸び!
ロワールの最高峰の畑に見られる黒い岩盤の火山岩も存在する。
現在畑は4haで、うちガメイは2.5ha。
ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)のヴィエイユ・ヴィーニュが1.5ha。プレ・フィロキセラも多くある。ボージョレーと同じ品種のガメイ。
将来は、自分が完璧に目を光らせる規模の6haを目標にしている。