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シャトー・ド・ゴール / ピノノワール オマージュ オリヴィエ (ニコラ) 2021

4,950円

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CHATEAU DE GAURE / Pinot Noir Hommage Olivier Nicolas 2021 原産国/地方:フランス/ラングドック タイプ:赤 品種:ピノノワール100% 土壌:粘土石灰質 サイズ:750ml ※限定商品のため、お一人様1本まででお願いいたします。 9月4日収穫。大きな60hlのセメントタンクに最初はブドウを全房で、その上に除梗したブドウ、その上に全房のブドウ、除梗したブドウ、最後に全房のブドウをサンド状態で6週間醸し、空気圧式圧搾でプレス後、60hlのセメントタンクでマロラクティック発酵・熟成しサンスフルで瓶詰めしました。無濾過・無清澄。 パープルガーネット色、フランボワーズやペパーミント、樽香を感じます。 オリヴィエ・ルマッソンへのオマージュでCHドゴールのピノノワールをニコラ・ルナールが醸造を手がけた特別キュヴェです。(輸入元資料より) Temple de Gaure Hommage a Olivier (順子さんのお話) 南仏、Limouxにある、Cheteau de Gaureとの付き合いも15年になりました。 オーナー /ピエールが私のお願いを聞いてくれて2haものPinot Noirを植樹し、その子供達がやっと育ち、2021年に私が南仏に南下してナチュラルワインを仕込む事がやっと出来る事になりました。私は2000年にブルゴーニュのDomaine de Chasorneyで初めてピノノワールの醸造を学んだ時から「いつか納得のいくブルゴーニュのようなワインを造りたい!」と思い、まだ完成品を造っておりません。ですので、この“南仏イケてるピノノワールを造るプロジェクト”は私の夢であり、SO2を一切使わない事を未だに躊躇しているピエールにもプラスの計画でした。毎年このシャトーに 訪問する時に畑を見て「早く大きくなれ!早く大きくなれ!」と楽しみでした。そして2021年春、やっと私のピノノワールの醸造が出来る!ロワールの私の畑とダブルで仕込めるぞ! と思った矢先、ロワールのLes Vins ContesのOlivier Lemasson氏が他界しました。私にはとてもとてもショックでした。一緒に2002年に同じロワールでワイナリーを始めた同期の仲間、そして私の念願の夢のピノノワールをオリヴィエの所で毎年造らせて貰っていたから、南仏と同時に完成させたかったのです。辛くて辛くて・・・ なのでこのロワールのピノは、もうオリヴィエの所で造れないので、ノエラ(・モランタン)の醸造所で仕込ませて貰いました。それはオリヴィエの為に仕込んでラベルにHommage a Olivierとなっていますが、ディオニーさんからのリリースはまだお待ちくださいませ。 そして、南仏の初めて造るピノノワールも同じようにオリヴィエの為に造ろう!と決心しました。 そしてある奇跡が起きました。2021年6月17日に、いつものようにロワールのLUDOの所で皆で飲んでいたら、ニコラ・ルナールがヒョイと顔を出したのです。当然、皆、仲間だった オリヴィエの話になります。 「私、オリヴィエの為に南仏でピノノワール造るんだ!」と言ったら、ニコラが「僕も造りたい!ピノノワールやってみたかったのだ!」 私「そしたら1本やる?」 ニコラ「出来るの?」 私「勿論、でもニコラって裏切るじゃない。本気でやる?」 ニコラ「本気だよ、だってオリヴィエの為でしょう」 こうやってとんとん調子で話が決まったのです。 直ぐにピエールと3人で打ち合わせ。2021年6月25日に3人で南仏で落合い、畑で打ち合わせ。そしてニコラ風のピノノワールを1本、私風のピノノワールを1本、競争して造る事に なりました。まさか大先輩のニコラと一緒に同じ畑のブドウを同じ醸造所で造る事になるとは、これもオリヴィエのお陰です。 2021年9月4日、最初はニコラのブドウを収穫。彼は大きなコンクリートタンクに、最初はブドウをそのまま、その上にエグラッペしたブドウを入れ、その上にブドウのまま、そしてまたエグラッペしたブドウ、最後のそのまま、とサンドの状態で仕込みました。かつての私のカベルネフランやkunikoが同じ方法です。60hlです。 翌日9月5日は私のブドウを収穫。私はコンクリートタンクでなく木の大きなタンクにエグラッペしないでそのまま漬け込みました。25hlです。 翌日9月6日はピエールの誕生日、皆で残りの畑を見ながら、今後のシャトーの醸造方針等々色々話し合いました。 私はその後、自分のロワールの畑のピノノワールの収穫が9月13日にあるので、ロワールに戻り、もろみ管理をニコラにお願いしました。2021年の発酵はとても早く、もっと漬け込みたかったのですが南仏にトンボ帰り。9月18日にニコラのタンクも私のタンクも同時にデキュベしてプレス。そしてそのジュースをニコラは同じタンクに戻し、私も木のタンクに戻しました。私はその後、ボジョレーヌーボの収穫があるので、直ぐにブルゴーニュに移動しました。そして落ち着いた後、ピノノワールを新樽に2樽入れて熟成させました。ニコラのワインはそのまま同じタンクで熟成させました。2022年2月19日、3人は南仏に集合し、試飲をします。ニコラのワインは本当に上品でピュアーで美味しく、文句の付け所がありません。私のワインも美味しいのですが、少しボワゼ気味、ピエールは初めてのナチュラルピノノワールが心配で、この2つをブレンドしよう!と提案しましたが、私とニコラが話し合い、別々に瓶詰めする事が決定しました。ニコラ は樽の香りが好きでなかったし、私は経験上、このワインは2~3年経過したら、このボワゼが溶け込み美味しくなるのを知っているからです。 そうやって同じラベル、そしてオリヴィエの為に1度だけ造った特別キュベが誕生しました。同じラベルだけど、味わいが違います。 このピノは樹齢が若いので、樽熟成は少し早かったかもしれません。まだ厚みが弱いのです。でも私は南仏でも標高が高く、土地の下から得られたミネラルのお陰で奇麗な酸 味が残っているので、ブルゴーニュと同じ方法もMLFでまとめたかったのです。2つとも同じ畑、同じ醸造所で造ったものですが、造り主が違い、造る方法が違うとこれだけ味わいが違います。是非比較して召し上がって下さい。大先輩ニコラの胸を借りて私も沢山勉強させて貰いました。新人に戻った気持ちで、オリヴィエの為に造りました。どっちがお好きで も、是非楽しまれて頂けたら幸いです。 <シャトー・ド・ゴールについて> リムーの芸術家が造り出す凝縮感と繊細さ且つ安定した味わい 南仏リムーに位置しているシャトー・ド・ゴール。2007年のヴィンテージから日本に上陸し、今ではすっかり日本でも定着しました。 ここのオーナー Pierre Fabreは南仏Nime生まれ。エンジニアとして優秀な技術者でベルギーの大きなプラスティック工場長として20年以上勤務しましたが、リタイア先の家を2004年に南仏に購入。何と200haもある大きな敷地に13世紀の古いお城があり、そこではペンションも経営しております。その中には25haの畑が付いてきており、それならばワインを造ろうと決心したのです。 もともと彼は南仏で5世代続いたブドウ栽培家の家に生まれました。そこでは醸造はしておらず、ブドウは全て協同組合に売っておりました。醸造家の道を選ばなかったピエールはこの家の購入をきっかけに「ワイン造りをしよう!するならば自然でかつ最高品質のワインを造ろう!」と、決心します。そして購入した2004年から化学製品を全く使わないブドウ畑に栽培に大改造、2005年から醸造を始めました。 彼はベルギーに住んでいるので、若き醸造家Marc Bertrand(1977年生)を2005年にスタッフに迎えました。マークは元々ブルゴーニュ・ディジョンの醸造学校で学び、それからアルザスやオーストリア等々の産地でワイン造りを勉強しておりました。彼もたどり着いたのは無農薬。その彼とピエールが出会い、この25haの大きな畑をビオへ大改革の計画に着手しました。が、口で言うほど簡単ではありません。もともと化学肥料を使用していた畑です。でも前の所有者は最後の2年間(2002/2003年)はもう畑に手をつけなかったので、かなり荒れ放題でした。が、幸か不幸か一切化学的なものは畑に入れていませんでした。それをたった3人のスタッフで造り上げるのですから大変な事ったら・・・。 2005年からマークがこのシャトーに醸造責任者として任命されてから、最初の1年は畑作りに集中するため、その年は残念ながらほとんど協同組合にブドウを売りました。なので2004年からあるこのシャトーは、実質2006年から本格的醸造となるのです。 やっとワインを醸造して販売できたのは2006年からです。広い広い畑は高さ300mの標高で、なだらかな傾斜になっており、森の中に独立して存在しておりますので、鳥の声しか聞こえません。その高さがこのワインの酸味を形成してくれております。敷地内を車で走らせても、とんでもなく広いのです。今もまだ手直ししなくてはならない畑が残っており(そっちの方が多いです)、毎日毎日仕事であふれかえっております。それでもやりがいのある仕事だと言っていたマークは、水を得た魚のように生き生きしております。もともと北の産地で修行をしていたせいでしょうか、個人的には白ワインの方が赤ワインより好きだそうです。一番好きな品種はChenin Blanc、南仏にしてもロワールの憧れの白品種を好むなんて親近感が湧いてきました。 オーナーのFabreは絵を描くのが大好きで、醸造所の入り口に彼の大作が飾られております。そしてワインのラベルは何と彼の絵です。とっても素敵なラベルで、多才ぶりが解ります。最初は苦労の連続でしたが、Revue du Vin de Franceと言う本で、2006年ヴィンテージの新発見された5つのワインの内の1つとして紹介され、それ以降、名実共に南仏ではこのシャトーの知名度が上がり、フランスは元より世界各国から受注が来るようになり忙しくなりました。なのでベルギーの仕事を辞め、本格的に2012年から一家全員が南仏に移住してきました。受注が多いので2011年にLa Tour de Franceの畑を10ha買い足しました。その中には憧れのマカブもあります。2012年には8ha購入。ここのワイナリーの人気の白品種の畑とご縁があったとの事。 Chenin、Mauzac、Chardonnayなので品薄のこのワインが増えるのでホッとします。 これからも益々エネルギッシュなワイン造りを期待したいと思います。

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