

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
DOMAINE DES MAISONS BRULEES / R2L'O 2021
原産国/地方:フランス/ロワール
タイプ:赤
品種:ガメイ50%、ピノ・ドニス35%、ピノ・ノワール15%
土壌:シレックスを含んだ粘土質
サイズ:750ml
ガメイとピノノワールは全房にてグラスファイバータンクにて12日間の発酵(熟成は500リットル樽にて)。ピノドニスは3週間の発酵(熟成はファイバー製タンクにて)。その後、ガメイとピノノワールはフードル樽とドゥミ・ミュイ樽にて、ピノドニスはグラスファイバー製タンクを使用し熟成。熟成後にブレンド。SO2無添加。
2021年は霜と雹の被害に遭い、収穫量がとても少なかった困難な年。アルコール度数が低く、ライトな味わいに仕上がりました。
ルビーレッドの色調。ユリやツツジなどのフローラルなアロマに、フレッシュなチェリーやラズベリーなどの生き生きとした果実味。山椒のような細かなスパイスや、かすかにチョコレートのようなニュアンスも感じられます。タンニンはきめ細かく、滋味深い旨味が乗っており、ベリーショコラやポプリなどの余韻が長く続きます。
自然な甘みと酸のバランスが素晴らしいワインです。例年よりも淡く、瑞々しさが増しているようです。
エルドローとは畑の名前で、メゾンブリュレの赤ワインを代表するキュヴェ。どのヴィンテージも赤いフルーツの果実味が溢れ、力強さと上品さを兼ね備え、のど越しは軟水のように滑らかで、雑味のない仕上がりとなっています。 (輸入元資料より)
<レ・メゾン・ブリュレについて>
トゥーレーヌの北部サンテニャン(Saint-Aignan)という町の丘の上にそのドメーヌはあります。
シェール川を見下ろす斜面にはかつて中世の時代に家が焼かれたという歴史が土地の名称にもなったメゾン・ブリュレ(焼かれた家という意味)が存在します。ドメーヌの名の由来になっているその場所にも葡萄の畑が広がっており、同じくビオディナミを実践するクロ・ロッシュ・ブランシュとノエラ・モランタンの畑も隣接しています。
メゾン・ブリュレが所有する畑の総面積は約8ha。先代のミシェル・オジェはロワールだけでなくフランス各地のビオロジック/ビオディナミ生産者から最も頼られ尊敬されていた、ビオディナミック農法の先駆者であり、ビオディナミでつかわれる有機肥料の効用を熟知するスペシャリストでした。2013年に身体的な理由によりドメーヌを引退したあとミシェルから畑を譲り受けたのが現在の当主ポール・ジレです。とにかく今、彼はワイン造りが楽しくて仕方がない様子。この宝物を、この環境の価値を誰よりも理解をし、大切に維持していくことへの喜びと、新たに造りだしていくことへの期待をもって、毎日努力と挑戦を続けています。