

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
DOMAINE DES MAISONS BRULEES / R2L'O 2022
原産国/地方:フランス/ロワール
タイプ:赤
品種:ガメイ45%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ドニス20%
土壌:シレックスを含んだ粘土質
サイズ:750ml
全房のままの葡萄をゆっくりと時間を掛けて圧搾。グラスファイバータンクを使用し、10日間の醸し発酵後、半分はドゥミ・ミュイ樽、もう半分はフードル樽にて熟成。熟成後にブレンド。SO2無添加。
エルドローとは畑の名前で、メゾンブリュレの赤ワインを代表するキュヴェ。どのヴィンテージも赤いフルーツの果実味が溢れ、力強さと上品さを兼ね備え、のど越しは軟水のように滑らかで、雑味のない仕上がりとなっています。
わずかに濁りのあるルビーレッド。色調からも例年より軽やかなタッチが読み取れます。百合の花のようなフローラルなアロマ。フレッシュで若々しいレッドチェリーやプラムなどの赤くチャーミングな果実味。わずかにシナモンなどの緻密なスパイスのニュアンスも感じられます。ミネラル感に富んでおり、とてもみずみずしい印象。旨味も詰まっており、軽やかなタッチではありますが、しみじみと噛み締めたくなるような味わい。プラムのような爽やかな酸と余韻がとても心地よく感じられます。
冒頭にも触れましたが、ここ数年の中では一番軽やかで綺麗な飲み心地の素晴らしいクオリティです。 (輸入元資料より)
<レ・メゾン・ブリュレについて>
トゥーレーヌの北部サンテニャン (Saint-Aignan) という町の丘の上にそのドメーヌはあります。シェール川を見下ろす斜面には、かつて中世の時代に家が焼かれたという歴史が土地の名称にもなったメゾン・ブリュレ (焼かれた家という意味) 。
メゾン・ブリュレが所有する畑の総面積は約8ha。先代のミシェル・オジェはロワールだけでなくフランス各地のビオロジック/ビオディナミ生産者から最も頼られ尊敬されていたビオディナミック農法の先駆者であり、ビオディナミでつかわれる有機肥料の効用を熟知するスペシャリストでした。
2013年に身体的な理由によりドメーヌを引退したあとミシェルから畑を譲り受けたのが、現在の当主ポール・ジレと奥さんのコリンヌ。二人の間にはいつも幸せな空気が流れていて、お互いの信頼関係と充実した生活を送れていることが自然と伝わってきます。さらに忘れてならないのは、彼らにとって最高のパートナーである雌馬のポラリンヌ。彼女はミシェルの時代から畑を一緒に耕してきたこのドメーヌの大切な仲間です。
より良い畑と強い葡萄、答えのない真っ当な醸造と、最終的には美味しいワインを造るために一生懸命な彼ら二人の新生メゾン・ブリュレです。