20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
L'Arbre Blanc / Les Fesses 2019
原産国/地方:フランス/オーヴェルニュ
タイプ:白
品種:ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・ノワール
サイズ:750ml
淡いオレンジの色合い。黄桃やアプリコット、プラムやオレンジなどの果実の香りに、ジャスミンや紅茶などの香りがほんのりと加わります。口中では放たれる香りに比べ芳醇な様子が大きく膨らみ、マセラシオンとはいえ、パワフルなボリューム感やタンニンなどは感じられず、朝露のようにキラキラとした瑞々しいイメージが湧くような清らかなタッチで軽やかに喉へと流れていきます。澄んだ雑味のない印象で体へと沁み込み、しっかりと口中に留まる複雑みを帯びた果実の風味、長く続く余韻に大きな魅力を感じます。抜栓当日は黄桃などを主体にジャスミンなどが混ざり合う果実味と旨味を感じますが、2日目以降、酸化の影響で色調が深まると共に擦りりんごやドラアプリコットなどの風味へと変化していきます。個人的には抜栓したその日のうちにお楽しみ頂く方が、このワイン本来の果実味やバランスの良さを堪能して頂けると思います。(輸入元資料より)
<フレデリック・グナン(ラルブル・ブラン)について>
フレデリック・グナンは1960年に生まれ、プラスティック製造の会社や家具職人、そして屋根職人を経て装飾的なオートバイを作る仕事をしてきました。しかし、外観の美しさを優先したものではなく運転性能に優れたオートバイを作りたくて友人と会社を設立、この会社を約7年続けておりましたが、あるバイクメーカーに二人ともヘッドハンティングされてメカニックとして勤務することになり、これが彼の人生を大きく変えるきっかけとなったのです。当時は入社後3年間を様々な企業で研修を受けるカリキュラムがあり、フレデリックは有機栽培を行うワイン生産者へ行くことになりました。ブルゴーニュのエマニュエル・ジブロ、ティエリー・ギュイヨ、ジャン・クロード・ラトー、ドミニク・ドュランで剪定から収穫と醸造まで1年を通じて研修を受け、ブドウを有機栽培して可能な限り人的関与を控えるワインの醸造に極めて強い興味を覚えて、彼が40歳になった2000年にブドウ栽培とワイン醸造の道を歩き始めました。
人物像はまず第一に心の優しい人、そしていつも楽しそうに微笑んでいる、人生を楽しむことに長けた人だなと感じます。オートバイのメカニックとして引き抜かれた直後に、そのメーカーの良くないと感じる部分(モノ造りにおける考え方から仕事の進め方など)を挙げ批判したことで、入社直後から気まずいことになったらしく、彼の経歴なども考えると根っからの職人気質の持ち主で、理想を追求するため妥協を排するタイプだろうと思います。
今でも醸造所の隣には彼の小さな整備工場があり、2019年には60年代のロータスセブンをフルレストアしました。オーヴェルニュの葡萄畑のそばを、彼の愛車が通り過ぎていくのを目にする日があるかもしれません。