20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
STEPHANE TISSOT / POULSARD V.VIGNES 2020
原産国/地方:フランス/ジュラ
タイプ:赤
品種:プールサール
土壌:粘土質
サイズ:750ml
※お一人様1本まででお願いいたします。
樹齢45~75年。除梗して、マセラシオン1ヶ月と3ヶ月をブレンド。35hLの古樽で6ヶ月間熟成。SO2無添加。
プラムの甘酸っぱい果肉に、出汁のニュアンスが怒涛の如く溢れ出す!極めてしなやかで柔らかい雄大な旨み。まるで数時間も続くと錯覚させるほどの長い余韻と言ったら・・・!
房は小さいが粒は大きく、果皮が薄いため淡い赤を生み出すプルサールだが、ティソのプルサールは別格!色の濃さと味の濃密さは一切の関係がない!それを証明するかのような、樹齢45~75年の濃密な果実の粋がドッサリ詰まっている!
ブリュイエール、ラ・ヴァゼ、ラ・マイオッシュの3つの区画のブレンド。地層の古さ(リアス期&トリアス期)も、畑の方角も様々で、モザイク状に入り組んだ複雑なジュラのテロワールを表現!(輸入元資料より)
<ステファン・ティソについて>
【ドメーヌの歴史】
・1956年:ドメーヌの初ブドウ木をステファンの祖父が植える。
・1962年:ステファンの父がドメーヌを引き継ぐ。
・1989年:ボーヌで醸造学を学んでいたステファンがドメーヌに戻ってくる。
・1990年:ステファンがドメーヌを引き継ぐ。
・1999年:ビオ栽培を始める。エコセール認証あり。
・2004年:ビオディナミ栽培を始める。
・今では40Haもの畑も栽培している。目標は収穫量を2000hL/Haまで上げること。
複数の区画を持っており、それぞれのテロワールでキュベを造ってるというからオドロキ!
【ステファン・ティソとは?】
La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」
で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。
ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。
1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。
海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。
その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。
もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。
テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。
ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、
彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!!
【土壌】
1000年前の隆起で、ソーヌ川を挟んでジュラは数億年前の土壌が表に出ている。(ブルゴーニュは平地で石灰質にたどり着くには地下500mまで掘らないといけない!)
アルプスの隆起により、ジュラでは複雑な土壌構成の丘が沢山出来た。この複雑な土壌から生まれるワインは、例えば「アルボアのシャルドネ」と一言では語れない。ティソでは、トリアスのマルヌ(青い泥灰土)石灰質土壌はシャルドネ、トゥルソー、ピノ・ノワール、粘土質が多い土壌ではプールサール、サヴァニャンを育てている。
【収穫~醸造】
ぶどうの収穫は区画ごとに手摘みで行い、醸造も区画ごとに分けて行う。
ほとんどのキュベがフィルターをかけず、亜硫酸は最低限の使用に抑えるなど、人工的に介入しない自然なワイン造りをする。畑で傷んだぶどうは選果し、未熟果などはカーブで更に選果。
プールサールは蜂などの昆虫が触れただけで破裂してしまう程、果皮が薄いぶどう。その後は直ぐに除梗作業、タンク上部で手による除梗を行うが、プリプリの完熟したぶどうが、ジュースと共にタンク内に落ちていく。はじかれた房はスパークリング用として使用される。