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ドメーヌ レオン バラル / フォジェール ヴァリニエール 2019

9,790円

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DOMAINE LEON BARRAL / Faugeres Valiniere 2019 原産国/地方:フランス/ラングドック タイプ:赤 品種:ムールヴェードル80%、シラー20% 土壌:シスト サイズ:750ml 主に南向き斜面のシスト土壌で標高300m。平均樹齢45年。ステンレスタンクやコンクリートタンクで30日間マセラシオン。その後樽で約2年間の熟成。30日間ピジャージュを行いますが、非常にシルキーな質感で、ポテンシャルが高い。 ムールヴェードルは主に南向き斜面、シラーは北向き斜面で、収穫は最も遅いそう。 非常に濃厚でグラスの向こうが見通せないガーネット色。カシスやブラックベリーの小粒な果実の香りに加え、バラのフローラルな香りやドライハーブのアクセントが素晴らしい凝縮感で迫り、徐々に土っぽさや革、ヨードっぽさが拡がり、複雑さが増していきます。味わいは少々煮詰めたカシスやブラックベリーの果実味や南仏ワインらしいスパイシーな味わいが拡がります。ジャディス同様、凛とした太い酸に加え、ハッキリと主張するミネラルも見事で、全てが高いレベルでミックスされており、素晴らしい味わいを感じられます。ポテンシャルも高く、今後数十年は熟成するポテンシャルを感じられますが、果実と酸のバランスが素晴らしい為、既に飲む事も出来ます。酒質も非常に安定しており、不安定になる事も無く、2日目以降も問題無く飲み進めることが出来ます。(輸入元資料より) <ドメーヌ レオン バラルについて> ナチュラルワインの本質に触れることが出来る、数少ない特別な生産者のひとりとして数えられるドメーヌ レオン バレルは、1993年創業。以前はコーペラティヴに葡萄を売って生計を立てており、1993年がファーストヴィンテージでしたが、完全に独立したのは1995年。 現当主のディディエ バラルと兄のジャン リューク バラルが畑を相続し、実家に隣接する醸造施設を購入し、醸造を開始。徐々に評価を上げ、ラングドックを代表する造り手としての名声を得ましたが、実験精神が旺盛で、著名となった今でも高い理想に向かって努力をおしみません。 2002年までは亜硫酸を使用していましたが、2003年以降は亜硫酸を使用していません。石切り場から持ってきたと言う巨大な岩を用いた清潔な新しいカーヴを建築中で、現在も新たな挑戦も行っています。 【栽培】 家畜を放つことで畑に生まれる生態系を造り出すことが、結果的にワイン造りにおいても重要ななのだとディディエは考えており、牛、豚(しかもチンタセネーゼ)、馬、鶏などの家畜を100頭以上飼育し、冬季は畑で放牧させています。 特に重要な点は牛糞の作用で、大きな糞の塊はミミズやその他の虫たちの餌となり、小さな虫たち(特にミミズ)は畑に小さな穴を掘ることにより雨水が地中深くまで達することができます。また、これらミミズたちが開けた穴に空気が通り、微生物が活性化し、畑の活力が増すと言います。 牛糞を使った堆肥はさらに重要で、1990年から堆肥を造っていましたが、2000年から葡萄の枝や様々な樹木の枝を粉にして堆肥と混ぜ、畑に撒いています。この結果、素晴らしい変化があり、畑の活力が全く違うものになったと話します。 葡萄の仕立ては100%ゴブレ。独立間もない1995年は非常に乾燥した年で、全く雨が降らなかったため、それまで殆どがグイヨ仕立てでしたが、それらの畝はダメージが大きかったそうですが、ゴブレ仕立ての畝は深く根を張る為、乾燥を物ともせずに活き活きとし、葡萄に活力を与えていた為、全てゴブレに切り替えたそうです。 【ワイン】 味わいはミネラリーで、高い酸に支えられ ていますが、エレガントな味わいで凝縮した果実味と奥行きは重々しい通常のラングドックワインとは一線を画しており、純度の高い果実味と凛とした酸にさせられたエレガントなそのワインはすべての要素が高いレベルでまとまっています。 バラルのワインを物語る有名なエピソードがあります。パリのワイン商ピーター ツーストラップ氏がジャーナリストを集めて行った、とあるブラインド テイスティングでマルゴーやコス、カロンセギュールなどが入り混じる中でトップになったのは当時誰も知らなかったとあるラングドックのワイン。何かの間違いだともう一度やり直したそうですが、またしてもトップになったのはそのラングドックワイン。それがレオン バラルのフォジェール ジャディス 1994だったのです。

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