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ダリオ・プリンチッチ / メルロー 2010

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DARIO PRINCIC / Merlot 2010 原産国/地方:イタリア/フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア タイプ:赤 品種:メルロー サイズ:750ml 完璧な熟度に達してから収穫。例年10月に入ってから。発酵は野性酵母のみ。開放発酵桶で行い、マセラシオンは20日以上。タンニンも色素も完全に抽出される。その後、健全な澱と共に大樽に入れて108ヶ月以上熟成させる。9年間もの間大樽で熟成させているが酸化のニュアンスは全くない。 (輸入元資料より) 瓶ではなく、大樽で長期熟成! ダリオのワインの中でも異彩を放つ赤ワイン。一般的に長期熟成はボトルに入れて熟成させますが、なんとダリオはボトリングせずに大樽のまま熟成させます!樽はボトルと違い、酸素供給率が高いので、相当高いポテンシャルの葡萄でないと危険な訳です。ラディコンでさえ大樽熟成は5年程度ですが、ダリオは9年大樽熟成! <ダリオ・プリンチッチについて> 長期マセラシオンでも人なつっこい『トレベツ』 オスラヴィアの代名詞ともなった長期マセラシオンによるオレンジワイン。その中でもダリオのワインはその人柄を表すように人なつっこく華やかな味わい。 世界的にも「オレンジワイン」として人気となった「コッリオ」。有名生産者が揃うが「ダリオ・プリンチッチ」のワインはその中でも個性的。「ヨスコ・グラヴネル」の親友であり、「スタンコ・ラディコン」やラ・カステッラーダの「ニーコ」とは同級生。仲良しの造り手達は歴代ワイン造りの家系。「ダリオ・プリンチッチ」は違った。若い頃は近隣のレストランやホテルに食材や「グラヴネル」「ラディコン」のワインを卸す仕事をしていた。 『サラミ、チーズ、ワイン。地元の職人による美味しいものだけを扱っていた。美味しいものを知ることはワイン造りで最も大切』 友人の造り手達のワインが人気になっていく中、ワイン造りへの情熱を抑えられず、1993 年にワイン造りを開始する。 『栽培、醸造の技術的なことの多くはスタンコ・ラデ ィコンから教わった。彼のワインが一番好きだったし、 一番シンプルだったから』 コッリオの人気生産者の中で最も歴史の浅い造り手だが独特の個性で今や大人気となっている。 10年間ワインは全く売れなかった。「ラディコン」や「ラ・カステッラーダ」、「グラヴネル」が世界的に注目を集める中、彼等は経営するバールで自分のワインを販売していた。 『ダリオ・ビアンコとロッソは余ったワインをブレンドしたもので、元々自分の店で提供していた』 彼等のワインを早くから理解し、応援してくれた日本の為に閉店した今でも日本とベルギーの為にダリオ・ビアンコとロッソを造り続けている。 2004年、自然なワインの造り手達が開催している試飲会「ヴィッラ・ファヴォリータ」で「ビアンコ・トレベツ」が注目を集める。 『トレベツはマセラシオンをした白ワインなのに華かで女性的。他の造り手のワインと比べて全く違った個性を持っていた』 彼等のワインはマセラシオンをしても、果実のピュアさやジューシーさが残っていてシリアスすぎない。飲み手を楽しくさせる美味しさがある。最近のダリオのワインは更に軽やかさが増している。 『マセラシオンを少し短くして品種個性を感じられるようにした。昔の自分のワインは重すぎた。華やかで楽に飲めるワインが理想』 ワイン造りはスタンコ・ラディコンに教わった。しかし、ラディコンとは全く違うワイン。ダリオの人柄を表すようにチャーミングで近寄りやすい。 『スタンコのワインは大柄で屈強な男という感じ。僕等のワインは柔らかい女性のようなワイン。人がワインを造るから』 畑は「コッリオ」の丘の中腹、自宅周辺に所有。20年以上、一切化学薬品を使用していない。 『3年に1回程度堆肥を撒く位で何もしなくて大丈夫。下草と葡萄枝が肥料になる』 この地域特有の「ポンカ」と呼ばれる石灰岩が特徴。白亜紀初期~第三紀漸新世の泥岩や粘土土壌。「コッリ・オリエンタリ・フリウリ」よりも古い土壌。醸造はシンプル。収穫した葡萄は木製の開放発酵桶に投入。自然酵母のみで発酵。区画毎に分けて発酵させる。温度管理はしない。発酵温度が32度を超えるようならば冷房をかけて対応。マセラシオンは果皮の状態を見ながら調整。 『暑く完熟した素晴らしい年、2011年のリボッラで2週間のマセラシオン。熟度の悪い年はえぐみが出るので短めにする』 熟成は古い木樽。フィルタリング、清澄も行わない。ワインが良い状態になったらアッサンブラージュしてボトリング。この時に極少量(20mg/L程度)SO2を添加する。

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