20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
JEROME ARNOUX / Arbois Savagnin Macere Paradox 2020
原産国/地方:フランス/ジュラ
タイプ:白
品種:サヴァニャン100%
土壌:トリアス紀の粘土質土壌
サイズ:750ml
除梗して軽くデブルバージュ。空圧式で圧搾。ステンレスタンクで10日間果皮浸漬。プロペラで攪拌させ、酸化と褐色化を防ぎます。4カ月ステンレスタンク熟成。濾過・清澄・SO2添加せず。
まさにこの地のテロワールを反映させた香りに果皮浸漬由来の収れん。美しい新鮮な果実と長い余韻を与えてくれます。
褐色化を避けるという造り手の意志の通り、いわゆる“醸し”に由来する外観ではなく薄濁りの白。香りは果皮に由来するフェンネル、レモングラスにシナモン。まだ若さがあり、硬質な果実の層が生き生きと十重二十重に現れます。SO2ゼロとは思えない構成の密度があり、甘く熟した柑橘エキスが余韻に上がります。極めてポテンシャルの高い完成度で、一週間以上かけて観測しましたが余韻のエキスがじわじわと向上していきます。グラスの形状や温度によっても様々に表情を変えてくれ遊び甲斐のある完成度です。(輸入元資料より)
<ジェローム・アルヌー / ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌについて>
ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ(ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ)は、1997年に生産者からブドウを買い付けるスタイルのネゴシアンとして、ジュラのビオディナミ生産者として注目を浴びるステファン・ティソと妻のベネディクトにより設立されました。
このネゴシアンのブランドとして「レ・キュヴェ・ジェローム・アルヌー」と「ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ」があります。
現在では10年以上にわたりドメーヌ・ティソのワイン造りに従事していたジェローム・アルヌー氏が両ブランドの醸造責任者となっています。
歴史・沿革
1997年: ステファン・ティソとベネディクトが「ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ」設立。
「ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌ」という名前でワイン造りを始める。
2009年:ブノワ・ミュランが共同経営者として加入。ステファン・ティソが醸造をブノワ・ミュランが営業を担当。
2012年:「ラ・カーヴ・ド・レーヌ・ジャンヌ」の醸造をジェローム・アルヌー氏に任せる。同時に「ジェローム・アルヌー」のキュヴェも造り始める。
2014年:ティソが持っていた株をアルヌーに譲り、ティソは正式に「ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ」から離れる。
2019年:ブノワ・ミュランは「ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ」の権利をジェローム・アルヌー氏に売却。
ブノワ・ミュランは自身の「ドメーヌ ル・クロ・デ・グリーヴ」でのワイン造りに専念。
"Jérôme Arnoux ジェローム・アルヌー"
栽培・醸造責任者である自身の名前を冠した“ジェローム・アルヌー”シリーズ。
ジェローム・アルヌーはブドウ畑を所有しており、その畑のブドウを「ル・セリエ・デ・ティエルスリーヌ」が買い取る形でワインを造っています。
≪全力を、尽くす。≫
『私はワインについて独学者です。モンティニーで育ち、母はアンドレ・エ・ミレイユ・ティソで働いていました。私も毎週水曜日にはヴィニュロンのもとで過ごしたものです。農業工学を学んだが、学校は役に立ちませんでした。
母は「じっとしてはいられないんだね」と言ったし、ステファン(ティソの跡取り)はわたしがちょっと恨んでいると気づいたけど。
彼は「きみの兵役が済んだ後、カーヴでの仕事を手ほどきしよう」と言った。ステファンのもとでの10年の間にわたしはすっかりワインに夢中になってしまった。その後、すでにビオディナミを取り入れていたシャトー・ド・シャヴァンヌに移って7年間修業をしました。
いっぽうステファンは1997年にle Cellier des Tiercelinesというアルボワとコート・デュ・ジュラのぶどうの買い付けとワインの製造・販売を行う会社を設立しました。ステファンのドメーヌは成長を遂げ、取引に専念する時間はもうなくなってしまった。そのため彼は2009年にブノワ・ミュランと手を組んで、わたしも2012年に戻ることになった。わたしは3年間ステファンがネゴシアン業に集中できるように働き、14年にはステファンから彼の所有地をすべて買い取りました。12年と13年はジュラには難しい年になった。十分にぶどうが獲れなかった。そこで、ブノワと独自のワインづくりを模索することにしたのです。僕のワインは、ドメーヌで栽培したぶどうを使って、キュヴェごとに分けていて、化学肥料等を使わず、無濾過で造っています。』
(Le Point Spécial Vin 2401 / Septembre 2018より)