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IAGO BITARISHVILI / Georgian natural beer "Aneta" 2023
原産国/地方:ジョージア/カルトリ
タイプ:発泡酒
材料:小麦10kg、大麦20kg、地下水100liter、野生のホップ0.1kg、チヌリの澱2liter、チヌリ果汁0.5liter
サイズ:750ml
基本的に通常のビールと同じだが、ホップには野生のホップを使い、酵母としてチヌリの澱を加えて一次発酵(夏5~7日、冬14~20日)、通常のビールはそのまま低温発酵(熟成)するところをチヌリの果汁を加えて二次発酵(1カ月)を行った。
イアゴ家伝統のビール。祖母アネタが毎年イースターに醸造していた。祖母はブドウ栽培が出来ない山岳地方の出身で、そこにはワインのかわりにビール造りの伝統があった。ナチュラルワインの生産者であるイアゴは、このビールのナチュラルな手法を好み、自分が次世代に伝えなければ製法が失われてしまうと危惧し、醸造が始まった。(輸入元資料より)
<イアゴ・ビタリシュヴィリについて>
カルトリ地方東部のチャルダヒ村にある醸造所「イアゴズ・ワインIago’s wine」のオーナー醸造家。1975年生まれ。代々ワイン造りの名手として知られ、村人達はイアゴの父が造った国に納めるワインを、もったいないからと自分達で造ったワインと交換して飲んでいたという。イアゴはジョージア農業大学を卒業後、有機農法団体エルカナで指導員として働きながら2003年に醸造所を設立。当初は0.2haだったブドウ畑を現在約2haまで増やし、白ワイン用地場品種のチヌリを栽培している(樹齢約55年)。22基(容量130~4000ℓ)あるクヴェヴリのうち、6基は約300年前につくられたものを利用している。果汁のみ醸造した「スキンコンタクト無し」とカヘティ式に果皮・果肉・果梗も一緒に醸造した「スキンコンタクト有り」の二種類があるが、後者がカルトリ地方本来の造り方だという。2012年にマラニの隣にレストランを開設。高速経由で車で約40分と首都トビリシに近いこともあり、世界各国から大勢の訪問客が訪れている。